①クレジットカードの現状
皆さんはクレジットカードを何枚持ってますか?
1枚、3枚、それ以上・・・などかな。自分はチェックしたら、
11枚(銀行のキャッシュカードに付属しているものも含む)でした。
JCBカード、VISAカード、Masterカード、アメリカンエクスプレスなど
が有名ですが、いったいどれくらいのカードが発行されているのか疑問に
思い、調べてみました。
出典:日本クレジット協会HP
平成29年3月現在で、発行総数が約2億7千万枚。つまり、国民あたり
2枚を持っている計算になります。クレジット決済でないと、取引できない影響
もあるのかと思います。ここでは、ファイナンシャルプランナーの観点から、
カード会社の選択基準、必須カード、利用すべき際の注意点について、お話して
いきたいと思います。
②カード会社の選択基準
では、どんな基準でクレジットカードって選択されていますか?
①よく利用する企業(デパート、コンビニなど)が加盟、発行している
②海外旅行
③携帯、家賃、水道光熱費の引き落とし
⑤還元率がいい
⑥ポイント
ランチで利用するお店でカードの提示をすれば、ポイントが貯まる。インターネットショピングのサイトで、本や商品を購入すると◯◯ポイントが貯まる。海外旅行に行くと、ハワイのラウンジが利用できる!などなど、「このカードというのは、正直ないです」というのは、人それぞれ買い物先が同じで、同じところに住んでいるわけではないからです。
当たり前ですが・・・
利用目的に応じて、『カードを使い分ける』
ただし、最低持っておいていいのかと思うクレジットカードが3枚あります。
3大クレジットカードのご紹介の前に、ここでクレジットカードのポイント還元率と現在利用しているサービス店舗のチェックをしておきましょう。
還元率
クレジットカードを利用すると、その金額に応じてポイントが貯まります。
貯まったポイントは、支払いに充当したり、マイルやAmazonギフト券、人気家電など、さまざまな商品に交換したりできます(つまり、利用者に利益が“還元”されす)。
クレジットカードを◯円使えば、◯ポイントが還元されるのか?
それを数値化したのが、「ポイント還元率」。
ポイント還元率は、一般的には0.5%が平均的。
これは、クレジットカードの利用額から、0.5%が利用者に還元されるということ。
つまり、1,000円分のクレジットカード利用なら、5円分のポイントが貯まるということになります。
1回ごとのカード利用額に対するポイントは少なく感じても、年間の利用額をトータルすると、たくさんのポイントが貯まります。
例えば、年間で、120万円分のクレジットカード利用をするとします。上記にあげた金額で計算してみると、0.5%のポイント還元率として
1,200,000円×0.5%=6,000円
6,000円分のポイントがもらえる考えると決して小さいものとは言えません。
何でも月単位、年単位でいくらなのか?を意識する考え方を持つようになれるといいですね。
還元率ランキング
Aランク 3.0%以上
Bランク 1.0〜3.0%
Cランク 0.5%〜
1.0%以上あると、還元率が大きいカードなのだと思ってください。
利用サービス店舗チェックシート
3大クレジットカードのご紹介の前に、現在利用されているサービス
店舗はどこなのか?チェックしてみましょう。
✅携帯キャリアはどこ?
◻️docomo ◻️au ◻️softbank ◻️格安sim
✅よく利用するコンビニは?
✅よく利用するカフェは?
◻️カフェドクリエ ◻️マクドナルド
✅インターネットショッピングで利用するのは?
◻️楽天市場 ◻️ヤフーショッピング ◻️amazon
✅よく利用するファミリーレストランは?
✅よく利用するデパートは?
◻️タカシマヤ ◻️伊勢丹 ◻️三越
◻️マツザカヤ ◻️パルコ
③抑えておきたい3大クレジットカード
では、還元率と現在利用されているサービス店舗を頭に入れたところで、3大クレジットカードのご紹介していきましょう!
1.楽天カード
✅楽天ポイント還元率
1.0〜5.0%
✅サービス内容
楽天市場、楽天ブックス、楽天証券で楽天ポイントを利用して商品や
サービス、投資信託も購入できる。
✅年会費
無料
✅利用限度額
100万円
✅マイレージ還元率
0.5%
✅ポイントが利用できるお店
マクドナルド、ミスタードーナツ、プロント、くら寿司、
ペッパーランチ、ジョーシン、ビックカメラ、大丸、松坂屋
他にもまだありますが、提携店でよく利用されるお店があれば、
楽天カードや楽天ポイントにて支払いをされるとお得になりますね。
また、当然ですが、楽天モバイルや楽天Simカードを利用されている
方は引き落としカードは楽天カードにしておきましょう。
例えば、毎月の通信費が8,000円かかるならば、
月8,000円✖️12ケ月✖️1%=960円
毎月の引き落としにするだけで、1,000円はポイントの還元があります。
カフェなら3回は無料で利用できる計算になりますね。
まだ、楽天カードをお持ちでない方はこの機会にぜひ
新規入会しましょう。持っておくと、とってもお得なことが
たくさんありますよ!⬇︎持っていない方は、ぜひ!
2.Yahoo!JAPANカード
✅Tポイント還元率
1.0〜3.0%
✅サービス内容
ヤフーショッピング、LOHACOにて、利用するとポイントが
3倍になる。
✅年会費
無料
✅利用限度額
審査によるので、個人差あり
✅マイレージ還元率
0.5%
マイルは直接たまりませんが、ポイントを交換できる。
Tポイント→ANAマイルの場合 50%
✅ポイントが利用できるお店
ファミリーマート、ドトールコーヒー、ガスト、牛角、TSUTAYA
エディオン、エネオスなど
ソフトバンク(スマホやSimカード)を利用されている方は引き落としカードは
Yahoo!JAPANカードにしておきましょう。
まだ、Yahoo!JAPANカードをお持ちでない方はこの機会にぜひ
新規入会しましょう。持っておくと、とってもお得なことが
たくさんありますよ!
3.Pontaカード
✅Pontaポイント還元率
0.5〜1.0%
✅サービス内容
ローソンにて、クレジット決済するとポイントが
2倍になる。
✅年会費
無料
✅利用限度額
30〜150万円
✅マイレージ還元率
0.6%
マイルは直接たまりませんが、ポイントを交換できる。
Pontaポイント→JALマイルの場合 60%
✅ポイントが利用できるお店
ローソン、ケンタッキー、ゲオ、ホットペッパーグルメなど。
なんとPontaポイントはdポイントに交換が可能なんです!スターバックスでは、このdポイントが利用できます。例えば、飲み会の幹事を引き受けて、ホットペッパーで予約して貯めたPontaポイントをdポイントへ交換して、スターバックスでコーヒーを飲むことができるわけなんです。
もちろん反対の交換も可能なので、Docomo利用者はPontaカードを持っておいてもいいと思います。
まだ、Pontaカードをお持ちでない方はこの機会にぜひ
新規入会しましょう。持っておくと、とってもお得なことが
④まとめ
以上、3大クレジットカードを見てきました。でも、意外と知ってないこともあったのではないでしょうか?クレジット決済時に、使いやすいカードをワンパターンに使っていたりしてませんか?
この3枚のカードを持っておけば、どの店舗を利用したとしても対応できます。同じ1万円を払うにしても、最低1%のポイントで還元を受けることができますよね!また、携帯の支払いをクレジット決済の手続きを1回するだけで、5年10年も続けると大きな違いになります。ちりも積もれば山となりますので、このページをご覧になった方は一度ご自身の消費行動のパターンを見直されると、意外なところで資産を増やすことができると思います。